大規模サイトの為のLinuxカーネルチューニング
(Linux kernel tuning for large site)

このコンテンツはもう古いです。考え方はそのままつかえるとおもいますが、よく吟味して、その時点の流儀で行ってください。
参考: [サーバー運用編]カーネル・チューニングをしてはいけない - ITエンジニアの「やってはいけない」:ITpro

文責: もりかわひろかず * **

大規模なサービスを行うサーバOSとしておこなうべき
チューニングの定石について記述します
kernelのバージョンは2.4.31を対象にしています
(もう2.6でしょう)
(2.4版のメンテやめます)

OSのデフォルト設定は一般的な規模を想定しています
それを逸脱するような大規模な用途(大規模なwebサーバ、
web cache(squid)サーバ、バーチャルドメインサーバ[仮想サーバ])に使用するには、
やはりそれなりのチューニングが必要になってきます
以下で、そのチューニングの定石を列挙します
(なぜチューニングが必要なのか)
(個々の値については各サイトで調節してください)
(以下のパラメータは Intel(IA32)+PC/ATアーキテクチャ + 100Mbps Ethernet の場合を想定しています)

下記のようなチューニングをあらかじめ施してある kernel を提供しているディストリビューションが
最近は増えて来ましたので、良く注意して作業する事
(サーバ用と称しているものはそのままでよいのでは? 最近は楽になってますね)
(そろそろこのWebも店仕舞いかしらと思う今日この頃、如何お過ごしでしょうか?)
[自身で vanilla source から kernel を再構築する場合、下記にあるような patch を吟味して、必要な物を適用してください]