FreeBSD Tips: Difference between revisions

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となった。-j は soft update のオプション扱いなようで、"-n" + "-j" で journaled soft-updates ということらしい。
となった。-j は soft update のオプション扱いなようで、"-n" + "-j" で journaled soft-updates ということらしい。


むかしむかし softupdate が実装された頃は現役で FreeBSD さわってて、どんな状態で落ちても、ファイルシステムの一貫性は保たれて、その後の boot 時にはすぐに mount でき使える利点がある。しかし処理中のファイル操作の整合性を復帰されるために fsck を実行する事は必要で、それを background fsck と呼ばれる方法で稼働中に行える。しかし、この処理は一旦スナップショットをとり、裏で fsck を実行する仕組みになっており、スナップショットをとる間はシステムコールができない状態が出来、大容量ボリュームの場合不具合がある。
softupdate はどんな状態で落ちても、ファイルシステムの一貫性は保たれて、その後の boot 時にはすぐに mount でき使える利点がある。しかし処理中のファイル操作の整合性を復帰されるために fsck を実行する事は必要で、それを background fsck と呼ばれる方法で稼働中に行える。しかし、この処理は一旦スナップショットをとり、裏で fsck を実行する仕組みになっており、スナップショットをとる間はシステムコールができない状態が出来、大容量ボリュームの場合不具合がある。
運用上よくある回避策は、background fsck の起動を抑制して、負荷の少ない真夜中に bgfsck を実行させる。
運用上よくある回避策は、background fsck の起動を抑制して、負荷の少ない真夜中に bgfsck を実行させる。